ダイビングの女王、行方不明に

フリーダイビングで41の記録を持つロシアのナタリア・モルチャノワ選手がスペイン沖で行方不明となり、生存は絶望的とみられているとのこと。
23の世界大会で優勝した経験を持つモルチャノワ選手は2日、スペイン・フォルメンテラ島の北西約3.2キロの沖合で素潜りを楽しんでいるときに仲間とはぐれ、そのまま行方がわからなくなったという。
フィンなしで30~40メートルの深さまで潜り、強い海流に飲み込まれたとみられる。仲間のダイバー3人が日没まで捜索し、さらに翌日も捜し続けたが見つからなかったという。
モルチャノワ選手の息子で同じく世界記録を持つフリーダイビング選手のアレクセイさんは、米紙ニューヨーク・タイムズに「母はこのまま海にとどまるようだ。本人がそれを望んでいるのだろう。」と語ったそうだ。
フリーダイビングは酸素ボンベを背負わずに一息で潜水する競技。モルチャノワ選手は9分間息を止めた記録や、フィンを使って101メートルの深さまで潜った記録を持つ。昨年9月には両足を揃えて履く「モノフィン」を使いプールでの潜水距離を競う種目で、237メートルの世界新記録を樹立していたそうだ。
それだけの記録を持つ選手のみに一体何が起こったのだろうか?息子さんの気持ちを思うと1日でも早く見つかってほしいと切に思う。